苦の本質

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「あれが欲しい、こうしたい、
こうなりたい、という思いが
強ければ強いほど、
『苦』は大きくなります。
悩み苦しんでいる人ほど、
強い思いを抱いている
ものなのです。」

 

(小林正観 心理学者)

 

苦しみとは「理想」と「現実」の
ギャップのことです。

すなわち「理想」と「現実」とが
乖離すればするほど、苦しみは
大きくなっていくのです。

とはいえ苦しみたくないからといって、
「理想」を持たずに生きれば、
ただ流されていくだけです。

「理想」をもつことそれ自体が
いけないのではなく、
ギャップにばかり目を向けることが
苦しみを生み出すのです。

たとえば山登りの時に、山頂にばかり
思いを馳せていたら、
足をすべらせてしまうかもしれません。

「山頂に到達する」という意思を固めたら、
あとは足元を見ながら一步一步進む以外に
山頂にたどり着く術はありません。

同じように、人生においても日々において
意識すべきは「現実」なのです。

それも「不足」に目を向けるのではなく、
一步一步前に進みつつある「充足」にこそ
目を向けるのです。

すなわち「足るを知る」ことが、
尽きることのない欲求不満の病から
人を救う唯一の処方箋なのです。

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コメント

  1. きりりん より:

    理想や夢とのギャップに悲しくなることややる気を失いそうになる事があります。
    現実の充足に意識して目を向けていこうと思います。

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