プロたちの終わりなき旅

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「やっぱり慢心したら
終わりだと思います。
手綱は緩めない。
これで自分は極めたな、
トップに立ったなと思ったら、
それで終わりです。
そういう人はプロではありません。
プロは常に努力し続けている。」

 

(長井鞠子 同時通訳者)

                   

 

死ぬまで探究を続ける旅人、
それがプロフェッショナルです。

どこまで突き詰めても、決してたどり着くことの
ないゴール。

その1点のみを見つめて黙々と
歩き続ける者だけが、

プロフェッショナルと呼ばれるに
値するのです。

それは、あたかもアルベール・カミュの
「シシュポスの神話」における人間の姿を
彷彿させます。

大きな岩を山の頂に運び上げたかと思えば、
次の刹那、岩は谷底へと転がり落ちていきます。

また大きな岩を運び上げようとして、
何度やっても同じ結果が待っているのです。

真剣に山の頂を目指すプロであるなら、
この神話に大きく共感できるはず。

決して、答えの存在しない問いと向き合い、
ひたすら自問自答を続ける行為。

それが、プロで生きることを選んだ者の
宿命であり、そこに喜びを見出してこそ
真のプロフェッショナルと言えるのです。

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