
「自分で自分を決めつけない
ことです。
特に若いうちから
『自分はこういう人間だ』
などと決めつけるのは、
何とももったいないことです。
人はどんどん変わっていける。」
(阿川佐和子 小説家)
「栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し」
という言葉があります。
大成して功成り名遂げる人は、幼い頃より
才気煥発(さいきかんぱつ)である、という意味です。
確かにその通りではありますが、大成する人たちの
すべてが幼い頃から優秀であるとは限りません。
中には、学校教育になじめず、幼い頃は劣等生として
扱われた偉人も存在します。
もしも、彼らが「自分は他人に劣っている」と
決めつけたとしたら、後に大成し功成り名遂げることは
なかったはずです。
これを「他人事」ではなく、「自分事」として
とらえるべきです。
あなたは、自分のことを「自分はこういう人間だ」と
決めつけてはいないでしょうか。
人生は、あなた自身の「選択の連続」で
形づくられています。
「自分はこういう人間」と決めつけた人には、
そういう未来が待っているのです。