
「選んだ道が『正解』となるように、
自分で努力することが大切。」
(黒田博樹 元プロ野球選手)
学校のテストの選択肢には「模範解答」がありましたが、
人生の選択肢には「正解」はありません。
換言すれば、「正解」「不正解」の基準は、
自分の中にしか存在しないということです。
すなわち、「後悔しない決断」さえできれば、
他人から何を言われようと、本人にとっては
「正解」というわけです。
つまり、自分の決断に迷いがない間は「正解」
であり、
1ミリでも迷いが生じた瞬間に「不正解」に
転落してしまいます。
だから、自分が下した決断に後悔しないための努力
が必要なのです。
自分の選んだ会社が正しかったかどうかを決めるのは、
その後の働き方次第です。
自分の選んだ結婚相手が正しかったかどうかを決めるのは、
その後の結婚生活次第です。
学校のテストなら、答えを選んだ瞬間に
「正解」か「不正解」かが決まります。
しかし、人生の選択肢は、選んだ後の人生によって
「正解」か「不正解」かが決まるのです。
ただし、選んだ道が明らかに「不正解」だと
気づいたら、なりふり構わず引き返すのが
「正解」です。