自主性の強要

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「今は子どもに強制する
親や教師が、あまりに少ない。
何事も自主的にやらせるべきで、
強制するべきではないと言う。
これは、とんでもない間違い
です。」

 

(曾野綾子 小説家)

 

最近は、物わかりのいい親や教師を演じようとして、
「自主性に任せています」と口にする人が増えて
きました。

では、自主性を発揮できない子どもは放置するかと言えば、
さにあらず。

「自主性を発揮しなさい」と強要するのです。

自分から進んで動いてこその「自主性」なのに、
それを指導者が強要してしまったら、
もはや「自主性」でも何でもありません。

そもそもが、「論理的矛盾」を起こしてしまっているのです。

「自主性」を標榜(ひょうぼう)する親や教師の
ウソに気づけないほど、子どもはバカではありません。

「自主性」を発揮できる子どもを育てるという、
ヴィジョンそのものは美しいと思います。

しかし、ただ「自主性を発揮しろ」と連呼するだけなら、
指導とは呼べません。

大人であるあなたですら、「自主性」を発揮するのは
容易ならざることを思えば、
それは自明のことではないでしょうか。

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