
「信念。
それは人生を動かす
羅針盤のごとき
尊いものである。
従って信念なき人生は、
ちょうど長途の航海の
できないボロ船のような
ものである。」
(中村天風 教育者)
「自分の人生なんてこんなもの」
とあきらめモードで毎日を生きている人が
います。
彼らの特徴は、向かうべき人生の
ゴールを決めていないことです。
学生時代は、親や教師が向かうべきゴールを
指し示してくれたかもしれません。
しかし、学校を卒業したら、あなた自身で
ゴール設定をしなければいけません。
なぜなら、自分でゴールを
設定しない人は、他人の敷いた
レールの上を延々走らされる人生を
生きることになるからです。
「たった1度の人生を、他人の理想に
捧げるなんてまっぴらゴメンだ」と
思うならば、今すぐに人生のゴールを決める
ことです。
ただし、「今の会社で出世する」とか
「○○大学に入る」といった常識的な
ゴールに飛びつくのは考え物です。
世間の手垢のついたゴールを設定して
しまうと、結果として「他人の人生」を
生きることになるからです。
現状の人生の延長線上にはないけれど、
心からやってみたいと思うこと。
それこそが、あなたのゴールです。
つまり、ゴールとは人生の羅針盤であり、
方向性さえ定まれば漠然としたもので
あっても構わないのです。