自分が自分のファンになる

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「私の目的は、自分自身を
楽しませることです。
もし、私を楽しませることが
できたら、他の読者をも
楽しませることができる
からだ。」

 

(エルモア・レナード 小説家)

 

ある漫画家が、こんなことを言っていました。

「無人島にどの本を持って行くか、
と聞かれたら迷わず自分の作品を選ぶ」
と。

表現者たる者、こうでなくてはならないと思います。

作者は、自分の作品の世界一熱心なファン
であるべきです。

自分で「面白い」と感じない作品が、
お客様の心を打つことだけは断じてありません。

自分が「面白くない」と思う作品を
世に出すのは、

お客様に対する冒涜(ぼうとく)であり、
創り手としての誇りに欠けています。

少なくとも、自分にとって「面白い」と感じられる
作品を出すのが、表現者としての礼儀です。

だからこそ、作者は自分の作品の
ファンであると同時に、

厳しくチェックする批評家でなければ
ならないのです。

老後に、縁側でのんびりお茶でも飲みながら、
自分の作品を傍らに置いて笑って死ぬことが
できるとしたら、
これほど幸せな人生はないでしょう。

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