空っぽの器になる

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「これはどんな仕事でも
そうですが、僕は最終的には
『私心を捨てられたかどうか』
が左右すると思っています。
秋元さんは作詞をするとき、
ファンは何を喜ぶか、
アーチストは何を歌いたいか
だけしか考えません。
自分の思いやメッセージを
込めることはない。
だから強いんです。
だから、アイディアは枯れない。
自分のアイディアで書いている
わけではないからです。」

 

(岩崎夏海 小説家)

 

超一流のスポーツ選手が、集中力を極限まで
研ぎ澄ませて完璧に没頭している状態を
「ゾーンに入る」などと形容します。

その時、彼らは「空っぽの器」に
なっているのです。

間違っても、「上手くやろう」とか
「ここ一番で決めてやろう」
といったエゴは微塵(みじん)も
持ち合わせていません。

何かを「する」という意図が完全に消え、
ただ理想の状態に「ある」ことに努める
状態。

それが、「ゾーンに入る」と呼ばれる境地です。

畢竟(ひっきょう)、「自分のため」に
何かをするという意図がある限り、
小さな殻を脱ぎ捨てて森羅万象の助けを
借りることができないのです。

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