
「私は気分が乗るのを待ちません。
そんなのを待っていたら、
何も達成できなくなります。
大事なのは、とにかく取りかかる
こと。
これを知るべきです。」
(パール・バック 小説家)
勉強を始めようとしてどうしても気分が乗らないときは、
ともかく始めてしまうことです。
問題を解く気力も起きないのなら、
ともかくテキストを開いてみることです。
騙されたと思って、ともかく1行だけ
読んでみることです。
そうなると、次の1行が気になってくるものです。
そうして、「次の1行」「もう1行」と
やっているうちに、1ページなんて
読み終わります。
これは、いわゆる「慣性の法則」です。
「動き出し」には大きな労力がかかるけれど、
一度動き出してしまえば、後は勝手に動き続けて
しまうのです。
勉強がなかなか続かないという人は、最初から大きな
「負荷」をかけすぎなのです。
「1時間勉強する」のが辛いなら、
まずは「テキストを開く」でもいいでは
ありませんか。
テキストを眺めているうちに、だんだん気分が乗ってきて、
結果的に「勉強が1時間続いた」というのが理想の形です。