治にいて乱を忘れず

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「国大といえども戦好まば
必ず滅ぶ、
国安らかなりといえども
戦忘れれなば必ず危うし。」

 

(山本五十六 軍人)

 

(いにしえ)中国の軍事思想家
孫子
の教えを一言に凝縮するとこうなります。

「勝てない戦争は絶対にしては
いけない。」

「戦争をするんだったら、
絶対に勝て。」

孫子の教えは、「勝つために何をするか」
ではなく、
「負けないために何をするか」
ということに力点が置かれています。

国力にモノを言わせて、
ところ構わず戦(いくさ)を仕掛けて
いけば、たちどころに国は
疲弊(ひへい)してしまいます。

戦争は、勝っても負けてもハイリスクである
ことを忘れてはいけません。

しかし、いくら国内が平和で落ち着いていたとしても、
世界中が平和で落ち着いているわけではありません。

どんなに慎み深く身を処していたとしても、
いつ火の粉が降りかかるかわからない世の中です。

「備えあれば憂いなし」と言いますが、
平和に浮かれて何の備えもしていなければ、
無法者の軍門に降るしかなくなってしまう
のです。

「勝つため」ではなく、「負けない」ための備えを
断じて怠るべきではありません。

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