
「大きな問題に直面したときは、
その問題を一度に解決しよう
とはせずに問題を細分化し、
その1つ1つを解決するように
しなさい。」
(アンドリュー・カーネギー 実業家)
人生が大きなカベにぶつかったときには、
その実態把握に努めることです。
私たちが抱える悩みの多くは、
その実態がつかめていないことに
端を発します。
なぜなら、目の前のトラブルに対して
「何をしたらいいか分からない」というのが、
その悩みの本質に他ならないからです。
つまり、目の前のトラブルに対して
「何をすればいいか分かった」瞬間に、
その悩みは氷解してしまうのです。
まず、トラブルに直面したときにやるべきことは、
悩みに感じていることを
洗いざらい紙に書き出してみることです。
すると、これまでの苦しみがウソのように、
頭の中がスッキリと整理されるはずです。
次に、紙に書き出したことについて、
すぐに実行できることから取り組むのです。
もしも、まだ何をしたらよいか分からないときには、
さらに具体的にやるべきことを細分化します。
コツは、どんなに小さくてもいいから、
最初の1歩を踏み出すことです。
たとえ、小さな1歩でも、その歩みを止めない限り、
いずれはゴールにたどり着くのです。