年を取るのもいいことだ

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「若いことは素晴らしい。
しかし成熟して経験豊か
というのも、それに劣らず
素晴らしいことである。」

 

(バーナード・バルーク 官僚)

 

子どもの頃に味わった文学作品を、
大人になってから読み返すと、
まるで別物かのように違う感動を
味わうことができるものです。

先日、夏目漱石の「こころ」
読み返したときに、同様の体験をしました。

初めて読んだのは、高校生くらいだった
と思います。

当時の自分は、「先生」が
自殺をしたのは、親友を裏切った
ことに対する罪悪感からだと考えて
いました。

ところが大人になって読み返してみると、
そうした解釈がいかに浅はかで
表面的な読みであったかが理解され、
改めて夏目漱石の心理描写の巧みさに
感銘を受けたところです。

こればかりは年を取って、人生経験を
積んだからこそ見えてくることだと思います。

もちろんただ年を食っただけでは、
こうした成長を味わうことはできません。

しかるべき生き方をして、
努力と工夫のもとに経験を積み重ねる
からこそ花開く世界があると思うのです。

いわゆる「いい年の取り方」を
しているか否かが、
人間としての成熟の度合いに
反映されてくるのです。

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