
「真に偉大な存在になるためには、
人々の上に立つのではなく、
彼らとともにあらねばならない。」
(シャルル・ド・モンテスキュー 哲学者)
リーダーの役割とは、「決断して責任を取る」こと。
ただ、これだけです。
うまくいくのが当たり前で、失敗すれば叩かれる。
それが、リーダーという仕事の本質なのです。
椅子の上でふんぞり返って、下の者に指図を出すのがリーダーだ
というのは、甚だしい思い違いです。
むしろ、指図をしても下が動いてくれない、というのが、
リーダーたちの常なる悩みです。
下に動いてほしければ、まず自ら動く。
自分が率先して動く姿勢を見せるからこそ、下もついてくるのです。
「リーダーとは背中で引っ張るもの」と言われますが、
まさにその通りです。
役職の力で、ムリヤリ下を動かすことはできますが、
それではリーダーとしてあまりに寂しすぎます。
上に立つのではなく、周りから上に担がれるのが
ホンモノのリーダーなのです。