
「銀行の預金が十分に貯まって、
自由な時間のぜいたくができる
ようになったら、心を豊かにし、
体をいたわり、魂を育む作業を
始めるんだ、などと、
自分を信じ込ませてはいけない。
今日こそが努力の成果を楽しむ日だ。
今日こそが、チャンスをつかみ、
高く舞い上がる人生を生きる日だ。」
(ロビン・シャーマ 弁護士)
「本当に好きなことは退職後の楽しみに取っておく」
と言う人がいます。
しかし、物事には「旬」というものが存在します。
たとえば、10代の多感な時期にしか体験できないことを、
30代のオッサンになってから体験しようとしても不可能です。
逆に、50代の成熟した大人の楽しみを、20代の若者が
理解しようとしても絶対に不可能なのです。
つまり、人生のその折々で「ほしいもの」
「やりたいこと」は、その瞬間に味わわなければ、
遅かれ速かれ賞味期限切れになってしまうのです。
もしも今、やりたいと思っていることがあるなら、
直ちにやってしまうことです。
面白ければずっと続ければいいし、
つまらないならサッサとやめてしまえばいい
のです。
定年後までやりたいことをじっと我慢する人生なんて、
ストイック過ぎるのにも程があります。